長崎市民プールが改装されて10年。
旧市民プール時代の冬季練習は各水泳部が週に一度だけでしたので、九州高校に出場する選手はスイミングクラブで練習している選手ばかり、学校水泳部は衰退の一途をたどっていました。
現在、長崎市民プール25mの5コースで中学校・高校・大学・長崎スイミングが譲り合いながら活動をしていますが、最近ある苦情の対応をどうすべきか悩んでいます。
「競泳の練習でコースを占有するな!」
「競泳の練習からの水しぶきや波で泳ぎにくい!」
「一度に沢山の人間で入場するな!」
etc
おそらくその方は1コースに一人でゆっくりと泳ぎたいという思いが強いんだろうと思います(7コースプールなら7人でキャパが一杯だと信じているのかも知れませんね)。長水路(50mの4コース分)は1コースに多くて2~3人しかいないのに、わざわざ私たちが1コース20人前後で練習していることを「迷惑」と感じているようなのです。
一度競泳を経験したことのある人は、どこのプールであっても同じコースに4~5人泳ぐ環境にあった場合、お互いの練習の邪魔にならないように自然とスタートをズラしたり、練習メニューに工夫をしたりすると思いますが…これらのことは長崎市民プールだけの苦情ではなく、どこのプールでも起こっている問題ではないかと思うのですが、他のプール(公営・スイミング)ではどの様に対応しているのでしょうか…。
これまでも、とにかく「選手より一般の方が気持ちよく泳いで貰えるように」と頑張ってきました。プールサイドでの挨拶・セームをプールに浸けない・水分補給はプールから退水してから・ロッカーにはカギをかける・トイレのスリッパは並べる…。全て当たり前のことなのですが、これらは全て私たちの活動を理解して頂けるようにとの思いもあります。
今回の件に関しては言いたいことは沢山ありますが、グッと我慢して対応をします。
でも選手の皆さんにはお願いがあります。
一般の方々に対して清々しい挨拶をこれまで以上にお願いします。
そして、プール利用者の手本となるような行動しましょう。
「高校生のマナーが…」「ゴミが…」「トイレが…」「うるさい…」
などなど指摘されないようにすることが大切です。
「泳ぎたい!」「速くなりたい!」という選手達の思いを、行政にも施設にも利用者の方々にも分かって頂けるように私なりに頑張ってみたいと思います。良いアイデアがあれば是非ご教授・アドバイスをお願いします。