高校を続けるかどうかで悩んでいます。
先ほどまで電話で話をしていましたが、16歳なりの悩みを抱えています。
もっと楽しいところだと思って受験勉強を頑張り高校に入学したものの、先生方とコミュニケーションがとれなかった様で、僅か1年で進路を変更しようとしています。
中学生が抱く『高校生活』はきっと明るいはずだと思います。
(暗い高校生活が待っている高校へは誰も行きたくありませんね)
『忍耐=高校』が成立するのは、勉強なりスポーツなどの絡みがある場合に限られるはず。自分らしさを探求したり、高校卒業後の将来像を探すことを目的に入学した生徒にとって、生徒指導が学校生活の負のすべてになった場合は、登校してから下校するまで指導指導指導指導…嫌になるのもなんだか理解できます。こうなると入学までに努力したすべてを消し去ることになります。
生徒は生徒で自治を守るべきだと、最近同僚mayu-tが論じています。
同感です。
誰のため・何のための学校なのかを、先生のアイデンティティに委ねている状況下では、生徒達は自分で決めるチャンスを奪われてしまいます。もっと生徒自治を積極的に形成すべきです。
たとえば乗車マナーなどの苦情に関しても、生徒達に話し合うチャンスを与えるべきです。制服の着こなしが悪いなら、取り締まりではなく、生徒に話し合わせてみればいいはずです。
多くの人間が集まる『学校=コミュニティ』ですから、必然的にルールが必要になるはず。そのルールの目的を生徒が自主的に設定できるようになれば、高校生活から生徒指導という負が減少していくのかもしれません。
姪っ子には「やめない方がいいよ」とアドバイスしました。
最終的には自分で決めることですが、彼女へ伝えたことはウチの生徒に伝えていることと同様です。
今はできなくても将来できるようになる!
分かってもらえたらいいんですけれど…。